ガット

バドミントンラケットに張られている糸状のものをガットと呼ぶ。正式にはストリングスといわれているが、ガットと呼びなれている人が多いようだ。

バドミントンラケット選びでは、ガットも重要な要素のひとつであろう。

そのガットの張り具合をテンションと呼ぶ。

バドミントンラケットにはそれぞれ適性テンションがある。

適性テンションの最大数を超えて張ると折れる原因になるので注意が必要。

不適切なテンションによる故障については、メーカー保証はなくなる。

自分に合ったガットは、なかなか見つけづらいものだ。

見つけるヒントとして、簡単なガットとテンションの説明を記載しておく。

<ガットの種類>
・ナチュラル(天然素材)
:動物の腸。反発良く、打球感良く、打球音も心地いい。ある意味理想のガットだが、雨の日に弱く、価格が高いのが難点。

・モノ フィラメント(ナイロン)
:1本の太い繊維でできたガット。ハードヒッターに対応できる耐久性がある。

・マルチ フィラメント(ナイロン)
:細い繊維を多数集め1本のガットとしている。ナチュラルガットに近づくよう開発された。打球感は柔らかで、タッチプレーヤー向け。短所は細い繊維が切れやすいため耐久性がないこと。

・ポリエステル
:構造はモノフィラメントだが、ナイロンよりも耐久性はある。つまりガンガン打ってガンガン切る人向きで経済的。

<ガットの太さ>
・細い
長所:反発力が増大し、ボールが飛ぶ。ボールの喰いつきが良くなり、スピンがかかる。
短所:切れやすい。

・太い
長所:切れにくい。ボールの喰いつき具合が安定し、コントロールしやすい。
短所:打球感が硬く、ボールがあまり飛ばない。

<ガットの張り方(テンション)>
・柔らかい
長所:ガットがトランポリンのようになりボールが飛ぶ。ボールの喰いつきも良くホールド感がアップ。スピンもかけやすくなる。
短所:ボールが飛びやすく、慣れるまではコントロール性が低くなる。

・硬い
長所:ボールの飛びを抑制し、コントロール性は高くなる。
短所:喰いつきが減るため、ホールド感はあまり感じられない。硬く張りすぎると、ガットが切れやすくなる。衝撃が強くなるため、肘の故障などが生じる可能性があるので注意。

以上に配慮しつつ、自分のプレースタイルや今後目指すプレースタイルをイメージしながら、ガット選びをしよう。